タダリスの副作用は、先発薬シアリスと同様きわめて軽いです。人によってはほとんど感じないという人もいるでしょう。タダリスを飲む前にどのような副作用があるかを把握しておいて、飲んだ後にあわてないようにすることが大切です。
副作用は個人差が大きい
タダリスは効き目にも個人差がありますが、副作用も人によってまったく症状がない人から、気になる人もいます。体格(体重)や酵素の分解能力などによる個人の特性から、日々の体調によっても症状には違いがあります。
たとえ病院、クリニックに行っても、事前に副作用がでるかを検査することはできません。実際に服用して初めてタダリスの成分(タダラフィル)とあなたの副作用の相性が分かります。
タダリスの主な副作用
副作用が起きるのは3割以下
シアリスが国内で承認されたときの臨床試験によると、
- 副作用なし
- 頭痛
- 顔の赤み
- ほてり
- 消化不良
の順に症状が多い結果がでています。
副作用は効果と相関性があるため、副作用が出やすい人は効果も強く感じ、効き目がマイルドだと副作用もほとんど感じないことが多いです。
副作用はアルコールのように一時的
副作用はアルコールを飲んだときの症状に近いといえます。最も酔いが回ってるときに顔が赤くなったりするように、顔が赤くなったりするのは効果がでている証拠でもあります。
酔いが治まると赤みが消えるのと同じように、タダリスの副作用も効果が薄くなると、時間と共に症状が治まっていきます。
ごく少数の利用者にみられる副作用
まれに少数ではありますが、
胸焼け、腰痛、下痢、吐き気
などの副作用を訴える人もいるようですが、口コミではまず見かけたことがありません。私もこのような症状を感じたことはありません。
タダリスは市販の頭痛薬や鼻づまりの薬と併用することができます。どうしても副作用の痛みなどが気になる場合はバファリンやイブなどでおさえることも可能です。多くの人は、そのような心配は無用だとは思います。
タダリスを飲むと「薄毛」になるわけではない
タダリスの副作用で「抜け毛」「ハゲ」などを心配している人がいますが、タダリスの副作用にこのような症状はありません。
なぜ、「タダリス 薄毛」などで検索する人がいるかと言うと、
男性型脱毛症「AGA」の進行を食い止める薬「プロペシア」の副作用に、勃起不全(ED)があります。
プロペシアの利用者でEDの副作用がでたときに飲まれる薬として、タダリスが紹介されたことが原因なようです。確かにEDの副作用が生じたときに、タダリスは有効なED薬といえるでしょう。
タダリスの副作用を抑えて、安全に飲む方法
タダリスの副作用で困った場合、市販の痛み止めなどと併せて飲むことで症状を軽減できます。
頭痛にはロキソニン、胸焼けにはガスター10などは、タダリスと併せてクリニックで処方されています。副作用が不快に感じる場合、これらの薬を飲むことで副作用をおさえることができます。
タダリスの注意事項
タダリスの飲み過ぎに注意
タダリスは1日1錠(20mg)まで。
一度薬を飲んでから、24時間以上あけるようにしましょう。
体調が悪いときには、飲まない
風をひいていたり、頭痛があるときは、タダリスを飲むのを控えましょう。体調が悪いときにタダリスを飲むと副作用が強く現れる場合があります。
タダリスを飲んではいけない人
65才以上の人は、体の機能が弱っている可能性が高いため、副作用が強くでたりする可能性があります。服用前には医師の診断を受けるようにしてください。